結論、新NISAの積立額に「正解」はありません。まずは無理なく続けられる金額(手取りの1〜2割が目安)から始めればOKです。 金額より「長く続けること」のほうが結果に効きます。この記事では、年代別の目安と「月いくらで将来いくらになるか」の早見表を紹介します。
まず結論:金額より「続けられること」
毎月の積立で資産が増える最大の理由は、長期間の複利です。途中でやめると効果が大きく削がれるため、背伸びした金額より、生活が苦しくならない金額を選ぶのが正解です。ボーナス時に増額する、昇給したら見直す、という調整で十分です。
毎月いくらが目安?
ざっくりした目安は次の通りです。
- 手取り月収の10〜20% を上限の目安にする
- 生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)は現金で残す
- 残ったお金の範囲で積立額を決める
最初から上限を狙う必要はありません。月1,000円や3,000円からでも、始めて続けることに意味があります。
年代別の目安
| 年代 | 毎月の積立額の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 20代 | 1〜3万円 | 金額より「早く始める」ことを重視 |
| 30代 | 3〜5万円 | 収入と支出のバランスを見て増額 |
| 40代 | 5〜10万円 | 老後まで時間が短いので効率重視 |
| 50代〜 | 無理のない範囲 | 取り崩し時期も意識して堅実に |
※ あくまで目安です。家計の状況によって調整してください。
月いくらで将来いくら?早見表
毎月コツコツ積み立てた場合の概算です(想定年利5%・20年間、手数料・税金は考慮しない概算)。
| 毎月の積立額 | 投資元本 | 20年後の予想資産 |
|---|---|---|
| 1万円 | 240万円 | 約411万円 |
| 3万円 | 720万円 | 約1,233万円 |
| 5万円 | 1,200万円 | 約2,055万円 |
| 10万円 | 2,400万円 | 約4,110万円 |
濃い青の「運用益」部分が、複利で増えたお金です。積立額が大きいほど、運用益(複利の効果)も大きくなっているのが分かります。
期間が30年になると、月3万円でも約2,497万円、月5万円なら約4,161万円まで伸びます(同じ想定5%)。期間が長いほど運用益が大きく膨らむのがポイントです。
あなたの条件での具体的な金額は、新NISA積立シミュレーターで積立額・年数・想定利回りを変えながら確認できます。
増やすとき・減らすときのコツ
- 増やす:昇給・ボーナス・固定費の見直しで浮いたお金を回す
- 減らす:苦しいときは0にせず、最低額まで下げて「続ける」
- 新NISAのつみたて投資枠は年120万円(月10万円)まで。これを一つの上限の目安に
どのファンドを積み立てる?
金額が決まったら、次は商品選びです。初心者には全世界株(オルカン)か米国株(S&P500)の低コストインデックスファンドが定番です。違いはオルカンとS&P500の比較記事で、人気ファンドの比較はNISA積立ランキングで確認できます。
まとめ
新NISAの積立額は「手取りの1〜2割」を目安に、無理なく続けられる金額から始めましょう。少額でも早く始めて長く続けるほど、複利の効果は大きくなります。まずはシミュレーターで、自分の金額の将来像を見てみてください。