結論から言うと、まず土台は「高配当ETF・投資信託」で分散を取り、慣れてきたら優待やYOC狙いで「個別株」を足す——この順番が初心者には安全です。 第6回は使い分けの基準を示します。
ETF・投資信託のメリット
- 1本で数十〜数百銘柄に分散でき、1社の減配の影響が薄まる
- 銘柄選びの手間がほぼいらない
- 少額から買える
代表例として、米国高配当のVYM連動、国内高配当の日経平均高配当株50指数連動ETF(1489)などがあります(商品例であり推奨ではありません)。
個別株のメリット
- 株主優待が受けられる(ETFでは基本もらえない)
- 好きな銘柄でYOC(取得利回り)を育てられる
- 配当のタイミング・銘柄を自分で設計できる
使い分けの基準
| 重視すること | 向いている手段 |
|---|---|
| 手間をかけたくない | 高配当ETF・投資信託 |
| 分散でリスクを抑えたい | 高配当ETF・投資信託 |
| 株主優待が欲しい | 個別株 |
| 銘柄を自分で選びたい | 個別株 |
コストの確認を忘れずに
ETF・投資信託は**信託報酬(保有中の手数料)**が毎年かかります。高配当でも手数料が高いと手取りが目減りするため、低コストの商品を選ぶのが基本です。
手を動かす
まずはETFで受け取れる配当を配当金シミュレーターで試算し、そのうえで優待狙いの個別株を検討する——という二段構えがおすすめです。ETFの選び方はインデックスファンドの選び方も参考になります。
まとめ
土台はETFで分散、味付けに個別株で優待とYOC。次回⑦からは、個別株ならではの魅力「株主優待」の基礎に入ります。
※本記事は教育・情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を勧めるものではありません。