株を持っていると受け取れる「配当金」。これを使うか、再投資するかで、長期の結果は大きく変わります。今回は配当再投資と複利の考え方を整理します。
配当金と配当利回り
配当金は、企業が利益の一部を株主に還元するお金です。投資額に対してどれくらいの配当がもらえるかを示すのが「配当利回り」です。
例えば100万円分の株を配当利回り4%で持っていれば、年間4万円(税引前)の配当が受け取れる計算になります。
「受け取る」か「再投資する」か
配当の使い道は大きく2つです。
- 受け取る:配当を生活費やお小遣いとして使う。現金収入が得られる安心感がある
- 再投資する:受け取った配当でさらに株を買い増す。翌年以降の配当のもとになる元本が増える
再投資を続けると、「配当が配当を生む」状態になり、資産が雪だるま式に増えていきます。これが複利の力です。期間が長いほど、受け取り続けた場合との差は大きくなります。
実際にどれくらい差が出るかは、配当金シミュレーターで「再投資する/受け取る」を切り替えて比べてみると分かりやすいです。
NISAなら配当も非課税
通常、配当金には約20%の税金がかかります。年10万円の配当なら約2万円が引かれ、手取りは約8万円です。
一方、NISA口座で受け取る配当は非課税。同じ配当でもまるごと受け取れるため、再投資の効率もさらに高まります。
高配当株の注意点
利回りが高い銘柄は魅力的に見えますが、注意も必要です。
- 減配リスク:業績が悪化すると配当が減らされる(減配)こともある
- 利回りの罠:株価が下がると見かけの利回りが上がる。高利回り=割安とは限らない
一つの銘柄に集中せず、分散して持つことがリスクを抑えるコツです。
まとめ
配当は「受け取る安心感」と「再投資の成長力」のどちらを重視するかで選び方が変わります。まずは配当金シミュレーターで、自分のケースだとどれくらい差が出るかを確認してみましょう。